神児研
 
(しんじけん)
  

 神児研とは

 神児研(しんじけん)とは、神奈川県の児童養護施設・乳児院・児童自立支援施設・児童心理治療施設の職員を正会員とする組織です。昭和31年、当時の児童指導員の有志の呼びかけで結成された「ともしび会」を前身とし、昭和36年5月に神奈川県児童福祉施設職員研究会と名称を変えて誕生しました。
 以降現在に至るまで、神奈川県児童福祉分科会に属する全施設に活動を広げ、会員(職員)の資質向上と会員相互の連帯と親睦を深めるための活動を運営委員会を中心として行っています。
 
 

神児研の真髄(会誌「ともしび(2011・2012年度版)」より)

 
「私は、人を疑って失敗するより、人を信じて失敗することを望む」
 神児研を今日まで支えてきた魂はここにある。人生のなかにおいて失敗をしない人間などいない。人間、失敗をしたときには自信を失い、そこには神も仏もない。闇の中に孤立する。解決は自分でするしかないと自分を責め、自らを苦しめる。でもそのときに神児研の存在は大きい。同じ悩みを共有する仲間である。抱えている悩みが分からないはずはない。会って話しているうちに悩みは半減し霧散する。こうして自信に繋がっていく。時には厳しい諫言、時には一緒に笑い泣き、そして、決して見捨てない。ここに神児研の存在価値はある。
 今までどれだけおおくの若い職員が神児研の仲間に救われたか。神児研は確かに研修機関ではあるが、単なる研修に留まらず、幅広く、清濁併せ呑む人間も醸成する。
 喜びも悲しみも皆で分かち合おう。
 私は神児研に絶対の価値を認めるような存在であって欲しいと願う。
 
(社会福祉法人 唐池学園 理事長 鶴飼一晴 氏)
 

 設立時の流れ・現会員数


昭和31年1月11日
・新日本学院少年寮(現:新日本学園)児童指導員島田武三氏と、県立中里学園児童指導員、浜田幸生氏の呼びかけに応じた50名ほどの児童指導員と保母により、研究団体としての「ともしび会」が設立される
 
昭和36年5月9日
・自主研究グループであった「ともしび会」を発展的に解消し、児童福祉分科会に所属した公的な組織となる。
・名称を「神奈川県児童福祉施設職員研究会」として再出発する
 
「子どもたちと歩んだ日々 ~かながわ・児童福祉事業の軌跡~」より
  編著:かながわの児童福祉事業史編纂委員会
  発行:社会福祉法人神奈川県社会福祉協議会
 
詳しくは
  編集発行:神児研編集記録委員会  昭和51年5月20日
  執筆:会長(当時) 島田武三 氏
 
 
 令和6年度は会員施設数49、会員数1,868名。準会員12名を数える
 

 

 
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〒211-0035
神奈川県川崎市中原区井田3-16-8 
川崎こども心理ケアセンター   かなで 内
TEL:044-751-3223(かなで)

HPに関する連絡窓口


かなで 副施設長 村岡
(神児研 会長)
Email: shinjiken☆nifty.com
※☆を@に変えてください
 
※各事業の内容に関しては施設の運営委員にご確認ください