(昨年度) 3年ぶりの開催、110名を越える規模での充実した会となりました。前半は「措置決定にいたるプロセス」と題して、児童相談所の初動としての関わりや配慮、心を尽くしている対応や思いを伺い。その後はグルームに分かれて、施設と児童相談所それぞれの現場でとり組んでいることを共有し合いました。 日々の業務のなかではなかなか言葉にし合うことのない、それぞれの大変さや、やりがい、願い、思いを語り合う、こぼし合うことが、これからも協働していく土台となっていくような、そんな時間が共有されたように思います。 また、お互いの現場をより知っていく機会として、現在の施設間交流研修を、児童相談所も含めて実施していける可能性を探っていきたいと思います。 (今年度は9月13日(金)に開催されました) 参加者85名。適切な支援と協働に向けた児童福祉施設と児童相談所の情報共有を目的としての開催でした。ディスカッションのテーマは、『児童福祉施設と児童相談所の立場から子どものアドボカシーについて考える』『うまくいった協働の事例検討及び、今後の協働に向けての意見交換』という2点とし、県児相の心理職の方からはテーマに基づいた児童相談所の取組みを発表していただきました。 業務連絡会後の情報交換会も多数の参加があり、施設と児童相談所の現場レベルでの意義ある交流の機会となっています。新任の児童福祉司の方も増えているなか、ケースのやりとり以外にも施設と施設の職員を知ってもらう機会を増やしていきたいと考えています。 |