養育ブックについて

　こどもたちの養育には「丁寧さ」が求められます。そのことを頭で分かっているつもりでも、私たちは感情を刺激されたり、疲れが重なっていくなかで、粗野になってしまう可能性があります。それは家庭、施設、里親家庭、ファミリーホーム、一時保護所、どこにおいても変わらないことです。

　神奈川県の児童福祉施設協議会では、養育者が不適切な関わりに陥らないために、自分の関わりを再確認するための「養育ブック」を作成しています。

 

「養育ブック第３版」：こどもの権利擁護研究会（令和７年３月）

 

　養育ブックについては、神奈川の５県市の施設、児童相談所、行政、里親会、自立援助ホーム等が協力を重ねながら、平成22年の初版から２度の改正を重ねて作成してきたものです。今回はことに、社会的養護の現場において広く活用してもらえればという思いもありますので、自由にダウンロードして活用いただいて結構です。

　神奈川では６月18日に「改訂のねらいと活用方法について」と題しての研修会を行いました。内容に関するご説明や、必要に応じた研修会などのご希望がありましたら、可能な限りでご対応できればとも考えておりますので、ご連絡ください。

　連絡先は、このホームページのサイドバーにありますメールアドレスで結構です。担当は村岡です。