「あすなろ交歓会・作品展」

子どもたちの表現活動の舞台となる「あすなろ交歓会」。希望する施設には２年に一度の出演の機会があります。バンド、劇、ダンス、合唱、太鼓、限られた時間のなかで工夫を凝らし、子どもと職員でとりくんできた姿はいいものです。よいものにしようという意志と工夫のなかの可能性は無限大、子どもたちの成長は喜びであり、宝物だと感じます。

「作品展」は、書、絵画、手芸、工芸の４部門。込められた思いと集中させた気持ちが見る人の心に届きます。職員もまた、どのように展示したら作品が映えるか、より表現が伝わるかを考えます。作品の体裁や展示方法まで心くばりをしてくれる思いもまた、伝わってくるものがあります。丁寧さが文化を高めます。

あすなろ交歓会・作品展は、３月に発行される文集とともに、神奈川の先達の方々が紡いでこられた文化行事です。文化的表現活動は、スポーツとはまた別の成長と可能性のステージ。大切にしていきたいものです。